ケーブルマシンとは？できる種目・使い方・選び方を簡単解説

ケーブルマシンとは？

ケーブル（ワイヤー）を滑車に通してウェイトを動かし、全身の筋肉を狙って鍛えられる万能トレーニングマシンです。

初心者でも扱いやすく、さまざまな種目に対応できることが大きな特徴です。 

全身を鍛えられる「ケーブル（ワイヤー）式」トレーニングマシン

ケーブルマシンとは、ケーブル（ワイヤー）と滑車を使ってウェイトを上下に動かし、筋肉へ負荷をかけるマシンのことです。

胸・背中・肩・腕・脚と、複数の部位を1台で鍛えられる点が最大の特徴です。

動作中に負荷が抜けにくく、狙った部位に効かせやすい仕組み

ケーブルは常に一定の抵抗がかかり続けるため、動作の「スタート」「途中」「戻す」場面で負荷が減りにくい特徴があります。

そのため、軽い重量でも筋肉に刺激を与えやすく、初心者でも“効く感覚”を得やすい点がメリットです。

軌道を保ちやすく、フォームの感覚をつかみやすい

ケーブルマシンは、プーリーを使って一定方向に力を伝える構造のため、動作中に軌道を保ちやすいというメリットがあります。

慣れない人は動きが安定しない場合もありますが、適切な重量を選び、姿勢を意識してトレーニングすることで、狙った部位に集中しやすくなります。

※フォームは個人差があり、正しい使い方を身につけるためには軽めの重量から始めることを推奨します。

省スペースで設置しやすく、1台で複数種目に対応

ケーブルマシンは、1台で多くの種目に対応できるため、設備スペースあたりの利用価値が高いマシンです。

パーソナルジム、24時間ジム、無人運営施設など、ジャンルを問わず導入されています。

ケーブルマシンでできる主要種目

ケーブルマシンは、胸・背中・肩・腕・脚といった複数の部位を1台で鍛えられるのが特徴です。

ここでは、初心者でも取り組みやすい代表的な種目を紹介します。

胸（チェスト）：ケーブルフライ

胸（大胸筋）を狙って鍛える種目です。

ケーブルを左右から引き寄せる動作で、ハグするように腕を閉じるのがポイントです。

背中（バック）：ケーブルロウ

背中全体（広背筋・肩甲骨まわり）を鍛えます。

胸を軽く張って、肩甲骨を寄せるイメージで引くと背中に効きやすくなります。

肩（ショルダー）：サイドレイズ

肩の横側（三角筋中部）を集中的に鍛えられます。

反動を使わず、ゆっくり横に持ち上げてゆっくり戻す動作が基本です。

腕（アーム）：ケーブルプレスダウン

上腕三頭筋（二の腕）を鍛えます。

肘を動かさず、脇を軽く締めて前腕だけを動かすようにすると、腕にしっかり効かせられます。

脚・お尻（レッグ）：キックバック

お尻（大臀筋）をメインに鍛える種目です。

足首にアタッチメントをつけて、後ろへゆっくり蹴り上げるような動作でお尻に刺激を与えます。

ケーブルマシンを導入するメリット

ケーブルマシンは、1台で複数の部位を鍛えられるため、限られたスペースでもトレーニング環境を整えやすいマシンです。

1台で多くの種目に対応できる

胸・背中・肩・腕・脚など、複数のトレーニングを1台で完結できます。

初期投資に対して利用価値が高く、導入しやすいマシンです。

初心者にも扱いやすく、説明時間を減らせる

動作の軌道が安定しやすいため、トレーナー不在の時間帯でも利用しやすいというメリットがあります。

特に24時間ジムやパーソナルジムと相性が良いです。

省スペースで導入でき、店舗設計がしやすい

さまざまな種目ができる一方で、設置面積が比較的コンパクトです。

スペース効率を重視した店舗でも導入の優先度が高いマシンです。

失敗しないケーブルマシンの選び方

ケーブルマシンを選ぶ際は、使いやすさと設置スペース、調整機能の3点を確認するとマシン選定の失敗を防ぎやすくなります。

ケーブルの高さ調整が細かくできるか

種目によってケーブルの位置を変える必要があります。

上下の調整幅が広いマシンほど、対応できるメニューが増えます。

アタッチメント（持ち手）の種類が豊富か

ロープ、バー、Dハンドルなど、基本のアタッチメントが揃っているかを確認します。

これだけで、同じマシンでもトレーニングの幅が大きく変わります。

設置スペース（フットプリント）を把握しておく

ケーブルマシンは省スペースですが、稼働域（ケーブルの動く範囲）も考慮する必要があります。

事前に、間取りと動線を確認しておくと安心です。

エコレコフィットネスのおすすめケーブルマシン

エコレコフィットネスでは、ジムの運営スタイルや利用者層に合わせて選べる各種ケーブルマシンをご用意しています。

ここでは、導入実績の多いモデルを中心に紹介します。いずれも 「多機能で使いやすい」「導入効果が高い」 ことを重視したラインナップです。

JEC-005 デュアルアジャスタブルプーリー EX

デュアルアジャスタブルプーリー EXは、プーリー（滑車）の位置や角度を細かく調整できる業務用ケーブルマシンです。

アタッチメントの付け替えにより、胸・背中・肩・腕・脚といった全身のトレーニングに対応します。

また、動作中に負荷が抜けづらい設計のため、フリーウェイトとは異なる刺激を対象の筋肉に与えやすい点が特徴です。

1台で複数種目を完結できるため、限られたスペースでもトレーニング環境を整えられるマシンとして人気があります。

【詳しくはこちら】

JEB-017 デュアルアジャスタブルプーリー

JEB-017 デュアルアジャスタブルプーリーは、プーリーの位置や角度を柔軟に調整できる業務用ケーブルマシンです。

アタッチメントの付け替えにより、胸・背中・肩・腕・脚といった全身の主要部位を1台でトレーニングできます。

動作中に負荷が抜けにくい構造のため、フリーウェイトとは異なる刺激を筋肉へ与えることが可能です。

省スペースで多種目対応が可能なため、初期導入機として人気の高いモデルです。

【詳しくはこちら】

ECH-02X マルチステーション

ECH-02X マルチステーションは、3段階の高さ（計6箇所）に配置されたケーブルで多様なトレーニングに対応する業務用モデルです。

アタッチメントの付け替えにより、胸・背中・肩・腕・脚といった全身の主要部位を1台で鍛えることができます。

複数のケーブル位置を選べるため、種目のバリエーションが増やしやすく、利用者のレベルに合わせたトレーニングメニューを組みやすい点が特徴です。

限られたスペースでも 「1台で多用途に対応したい」ジム運営者におすすめのモデルです。

【詳しくはこちら】

そのほかにも、多数のケーブルマシンを用意しております。

ケーブルマシン：導入事例

エコレコフィットネスのケーブルマシンは、24時間ジムやパーソナルジム、小規模スタジオを中心に導入されています。

全身を1台で鍛えられるため、利用率が高い点が評価されています。

よくある質問（FAQ）

Q1. ケーブルマシンは初心者でも使えますか？

A. はい。重量とケーブルの高さを調整すれば、基本動作だけで全身を鍛えることができます。

※無理のない範囲で、正しいフォームや姿勢を意識しながらご利用ください。

Q2. どれくらいのスペースが必要ですか？

A. マシン本体に加えて、ケーブルが動く範囲も考慮することをおすすめします。機種ごとに異なるため、導入前の確認が重要です。

Q3. 1台でどの部位をトレーニングできますか？

A. アタッチメントを付け替えることで、胸・背中・肩・腕・脚など複数の部位に対応できます。

まとめ｜ケーブルマシンは“1台で多用途”のトレーニングマシン

ケーブルマシンは、全身の主要な部位を1台で鍛えられるトレーニングマシンです。

重量とケーブルの高さを調整することで、初心者でも扱いやすく、さまざまな種目に対応できます。

導入のポイントは、調整機能（高さ）・アタッチメント・設置スペースの3つです。

この基準を押さえることで、利用者の満足度が高いマシンを選びやすくなります。

エコレコフィットネスでは、用途や店舗規模に合ったケーブルマシンを複数ラインナップしています。

気になるモデルや導入についてご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。