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1. フィットネスジム開業・ジム経営をする流れ
ジム開業・ジム経営するまでに必要な9つのステップを確認しましょう。
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9つのステップ
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● コンセプトを決める
● 資金の目安、調達について
● マーケティング戦略について
● 物件の選定について
● 設置マシンの選定
● システムの選定について
● 付帯サービスの選定
● プロモーションの用意
● 開業
2. コンセプトを決める
開業までに必要な資金や物件などのプランが変わっていきます。
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パーソナル型ジム
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マシンの数を最小限にし、最低限のスペースで店舗を開業することができ、物件やマシン費用を抑えることができるでしょう。トレーナーとしての経験があればご自身の経験を活かしながら手軽に開業できる反面、ジム会員から信頼されるために確かな実力が求められるため複数店舗の展開は難易度が上がるでしょう。
パーソナルジム会員相場は10,000円ほどが相場のようなので利益率が高いのが特徴です。ただ、相場も変動し減少トレンドにあるため付加価値を付けて、単価をあげるのも必要でしょう。
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中・大型ジム
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無人運営
無人運営と聞いて初めに思いつくのが24時間営業タイプではないでしょうか?
無人運営は近年のトレンドとなっており、数多くの店舗が新規出店をし、有人から無人運営にシフトする店舗もでてきています。
費用に関しては、マシンの購入や内装等に初期費用は掛かりますが、人件費などの固定経費が掛からない分、損益分岐点のハードルも下げることができるのが大きな特徴です。
デメリットとしては、ジム内のマシンの不具合などに目が届きづらく、外部点検業者へ点検の委託をする必要があるでしょう。
無人運営ジム会員相場は3,000円以上が相場のようです。月会費によっては多くの会員を集めることができそうです。

有人運営
有人運営の場合、パーソナルトレーナーや運営スタッフの固定経費をかけて無人運営にはないサービスを向上させることができるでしょう。
有人にすることで無人運営との差別化を図ることができ、スタッフがいない時間は無人型にし効率よく運営することもできるでしょう。
有人運営の場合ジム内のマシンの不具合などに目が届きやすく、清掃業者へ委託しなくてもスタッフにお任せできるでしょう。
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レンタルジム/スタジオ
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レンタルジム/スタジオは、トレーニング環境が整った場所を時間ごとに貸し出し、時間ごとに会員でシェアするサービスの事を指します。
完全個室のパーソナルスペースでトレーニングができるのと、独立したパーソナルトレーナーがレンタルジムを利用しパーソナルトレーニングの営業をすることもできるため、需要が高まって来ているようです。
必要最低限のマシン、設備とシステムに投資をしたら会員の個人やパーソナルトレーナーがそれぞれ方法で利用されるので、ITシステムの導入で効率的に運営をすることができるでしょう。
3. 資金の目安、調達について

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資金の目安
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次のステップは開業するための資金を調達することです。
ジムのタイプそれぞれの開業資金の目安をより詳しく確認していきましょう。
無人運営のジム開業には2,000~5,000万円ほど
マシン導入費用と内装費用が調達資金の大部分を占めます。マシンの大まかな費用は1坪(3.3㎡)あたり10~20万円とすると概算費用算出できるでしょう。
その他、システム導入や施設内環境としてロッカーや更衣室、シャワー室等の有無により資金の変動が多少あります。
ランニングコストは家賃、人件費、光熱費、(清掃費)等が主なコストとなります。
大型見積りシミュレーションで簡単に概算金額が分かります。
パーソナル型のジム開業には300~500万円ほど
物件の契約や内装費が初期費用として必要になるでしょう。マンションなどの物件の一室で開業する事ができるため、最小限のマシン数で約100万円~、家賃約15~20万円の場合、パーソナル型のジムには300~500万円の資金が必要になるでしょう。
ランニングコストは家賃や人件費、光熱費等が主なコストとなります。
パーソナルジム開業の方はセットでお得にマシンを選択できます。
レンタルジム開業には500~1,000万円ほど
導入施設の広さや貸し出す部屋数により物件取得費やマシン数が変わってきます。パーソナル型の最低限必要なマシンにいくつかマシンを追加してバリエーション豊かなトレーニングルームを目指すのであれば、パーソナル型の必要資金とマシン数に応じた資金が必要になってくるでしょう。
ランニングコストは家賃、光熱費、(清掃費)等が主なコストとなります。

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資金の調達
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最も一般的な資金調達方法として、銀行からの借入があります。
ほかの手法と比べ、比較的利用がしやすく、新規開業資金限定の制度も整備がされています。金融機関は借入以外にも日々の決済利用をすることもあり、しっかりとコミュニケーションがとれていれば、資金繰り面でのサポートもしてもらえる可能性が高いです。借入する際は審査があり、基準を満たすことができないと融資を受けることはできません。
エコレコフィットネスではマシンの購入を抑えるためにリース契約を利用する方法もあります。リース契約であれば、マシンの支払いを分割することができ初期費用を抑えることができます。法人様と個人事業主様ともに審査可能です。お気軽に担当者にお問い合わせください。
ベンチャーキャピタルや個人投資家から出資を受けることも可能です。最近はクラウドファンディングの利用も増えてきております。
出資を受けるためには、しっかりとしたプランや事業計画が必要となり、出資者に賛同してもらうことができないと出資を受けることができません。
不定期となりますが、政府や各自治体からの補助金を受けることも可能です。コロナ禍では事業再構築補助金を活用してフィットネスジムを開業するケースも増えております。手続きが大変煩雑で審査にも時間がかかるため、自己資金や借入金と合わせて使用する必要があります。
全国の各自治体によって内容が異なりますので、ご注意ください。
自己資金があれば返済が不要であり、制約がなく開業することが可能です。
親戚・友人知人からの借入をするケースもありますが、容易ではありません。
4. マーケティング戦略について

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出店地域の選定
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将来的な人口分布を分析しましょう。
人口分布を把握することでターゲット層を明確にすることができます。

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ターゲット層(年齢・性別・趣向)の選定
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会社帰りの社会人
オフィス密集地域への出店が対象となってきます。同僚と同時契約してくれることも期待できます。家賃が高額な傾向がありますが、高額の会費設定だと継続利用をしてもらえる可能性が低いため、慎重な価格設定の必要があります。また、会社帰りに手軽にトレーニングができる環境を求める方が多いため、初心者~中級者向けのマシンを導入するといいでしょう。

体系維持をしたい社会人
オフィス密集地域に加え住宅密集地域が対象となってきます。施設が充実していれば、多少高額の会費設定でも継続利用してもらえる可能性が高いです。また、本格的にトレーニングを行う傾向が強く中級者向け以上のマシンを好む傾向にあります。

学生
学生街が対象となります。
友人と複数人で契約してくれることも期待できます。社会人と比べて会費設定を抑える必要があります。若くてパワーがあるため、中級者向け以上のマシンを導入するといいでしょう。

主婦層
住宅密集地域が対象となります。
家計を維持している方が多いため、会費に対してシビアな考え方をしている傾向が強いです。
中高年女性が中心となるため、初心者向けマシンやストレッチマシンを多く導入したほうがいいでしょう。

健康維持をしたい高齢者
住宅密集地域が対象となります。
施設が充実していれば、多少高額の会費設定でも継続利用してもらえる可能性が高いです。
主婦層同様、初心者向けのマシンやストレッチマシンを多く導入したほうがいいでしょう。

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競合調査
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ターゲット層が重複していなければ、問題がない可能性もありますので、
出店前にしっかりと調査する必要があります。
5. 物件の選定について
ここでは、実際に物件を選ぶ際に気を付けるポイントをお伝えしていきます。
下記ページに様々な導入事例がございますので、ご参考にご覧ください。

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物件階数
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ジムの階数は都心か郊外によって大きく変わりますが、以下の優先順位で決めることをおすすめします。
【優先順位】
1階テナント > 1階と2階店舗(地下一階) > 2階店舗か地下一階 > それ以外
ジムの階数が低いと通行人や車内からも目視できますので、宣伝効果が高いでしょう。

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物件の広さ
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トイレなどのスペースも考慮する必要があります。
物件の間取りによっては、効率よくトレーニングエリアを確保できない場合もありますので、
事前にエリアの広さを考えるといいでしょう。


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荷重
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特に2階テナントはフリーウエイトに厚さ2㎝以上のマットを敷いて、下の階への振動を抑えましょう。
数台しか器具を置かないような小型ジムやパーソナルジムであればそこまで気にする必要はありませんが、150~200kg/㎡は確保しておいた方がいいでしょう。
パーソナルジムで人気のマルチラックを導入する場合は、重量が非常に重い為、200~250kg/㎡あるといいでしょう。
耐荷重がオーバーしていれば、物件の破損や契約違反にやる退去を求められるの可能性がありますので、開業する前には、建築物の構造や床の耐荷重などをしっかり不動産に相談の上、導入するトレーニング器具やマシンを選定しましょう。

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防音
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トレーニングマシンを使用した運動は、高負荷のトレーニングになる為、大きな音や振動が出ます。店舗用のテナントであればそこまで気にする必要はありませんが、マンションの1室でパーソナルジム等の小型店舗を開業しようとしている場合は注意が必要です。
トレーニングの音だけでなく、話し声も響くので、物件の防音がどの程度のものなのかはしっかり把握しておきましょう。

パーソナルジムを運営する際は、最低でもRC造以上の物件を選択し、ゴムマットや防音パッドを床、外壁に張るなどして、しっかりと防音対策をしましょう。

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アクセス
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アクセスのしやすさは集客に大きな影響を与えます。
郊外物件であれば車での来店が多いため駐車場が必須となります。

また、都心の場合は、駅の近くや乗降者数が多い駅を積極的に選び、事前に調査することをおすすめします。

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家賃
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出店地域にもよりますが、中・大型ジムの場合は、坪あたり4,000円~8,000円の物件がいいといわれております。
小型店舗の場合は、坪あたり7,000円~15,000円の物件がいいといわれております。

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物件状況
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物件を決める際に特に注意が必要なのが、天井高です。
マシンを導入するための天井高が十分であるかを確認してください。推奨の天井高は2,800㎜以上です。
2,800㎜以下の場合は、一番高さの高いマシンが物件に入るか確認をしましょう。難しい場合は、天井をなくして、スケルトンにするのもいいでしょう。
また、ダクトレールを使った照明を使用する場合は、天井から10~15㎝下に照明が来るので、フリーウェイトのパワーラックやスミスマシンなど高さのあるマシンを避けて設置するようにしましょう。
また、どれくらいの改修が必要となるか見極める必要があります。
特にエアコン設備の有無、壁の撤去には費用が大きくかかるため事前に確認しましょう。


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内装費用
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6. 設置マシンの選定
ジム利用者のカテゴリーごとに何を求めているのかを知り、
ターゲット層に合わせたマシンを選定しましょう。
顧客満足度の向上ができ継続率の増加につながることができます。
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中・大型ジム
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初心者から経験者向けをターゲットとして有酸素マシン・ウエイトトレーニングマシンをバランスよく配置することが必要です。
初心者は自分の鍛えたいポイントを把握できていないことが多いため、狙った部位を的確にトレーニングがしやすいように可動をアシストしてくれるスミスマシンや重量変更が容易にできるウェイトスタック系のマシンを中心に選定することをお勧めします。
ダンベルは初心者と経験者が満足できるように1㎏~50㎏をそろえましょう。
男性は特に上半身、女性は腹部から下半身のトレーニングをする傾向があります。
経験者から上級者向けをターゲットとして有酸素マシンを最小限にとどめ、ウェイトトレーニングマシンを中心に配置することが必要です。
経験者から上級者は自分の鍛えたいポイントを的確にトレーニングができるため、より狙ったポイントのトレーニングがしやすいケーブルモーションマシンや高重量を扱うことのできるプレートロード系のマシンやパワーラックを選定することをお勧めします。
ダンベルは高重量の50㎏以上をそろえることがポイントで、競技者向けにプラットフォームもあると尚いいでしょう。
男性も女性も全身をトレーニングする傾向がありますので、満遍なくマシンを導入しましょう。
健康増進を行いたい高齢者や女性は筋力アップよりも可動域を向上させることのできるストレッチマシンを好む傾向にあります。
高齢者や女性をターゲットにしたい場合はストレッチマシンやマシンピラティスの導入も検討してみてください。
ジムでの使用者が最も多い有酸素運動を行えるマシン(カーディオ系)を選定しましょう。
ランニングマシン(トレッドミル)やバイクが定番となりますが、階段を実際に上るような動作を行うことができるステアクライマーやスキーのクロスカントリーのように足と腕を同時に動かしてトレーニングができるクロストレーナーも最近は人気を集めています。
電源を使用するマシンの場合、電圧やコンセントの位置、コードの長さも確認しましょう。
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レンタルジム/スペース
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パーソナルジムというとマンションの一室、20㎡ほどの広さで、マルチラック、ベンチ、バーベル、プレートといった基本的な器具を最低限揃えていることが多いです。
こういった一般的な設備で開業を検討しているのであれば、前述の通り100万円以下に収まるはずです。メーカーによっては50万円以下までコストを抑えることも可能かと思います。
施設の広さによってはサーキットトレーニングができるようにマシンを追加したりしてもいいでしょう。また同時に2名を指導できるセミパーソナル用にベンチやダンベルなどのペアを増やすのも一つのアイディアです。
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レンタルジム/スペース
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初心者から上級者が施設を利用することを前提にバランスよくマシンを導入する必要があります。
マルチラック、スミスマシン、ベンチ、ダンベルとプレートは必須アイテムになってくるでしょう。広さや貸し出す部屋数により有酸素マシンや高重量を取り扱えるプレートロード系のマシンを追加する事により、幅広い層の集客が見込めるかもしれません。また、女性の方が利用しやすいように低重量のダンベルや腹部から下半身に特化したマシンを導入するのもポイントです。
7. システムの選定について
多数のユーザーの会員管理や決済管理などを行う必要があります。
近年ではスマホで手軽に契約できる傾向が好まれており、システム化されていないと契約したい方が途中で
やめてしまうなど機会損失をしてしまう可能性もあります。
また、システム導入をしておくことで、入会手続き、集金などの手間を省け、
本業の集客や接客に集中することもできます。

業態や、想定する規模に合った管理システムを選ぶ
会員数が数名~数十名程度であれば、システムがなくとも容易に会員情報を管理することができます。
会員数を多くするつもりがないのであれば、システムを導入する必要はないでしょう。
自分が開業しようと考えている業態に応じてどのようなシステムが必要になってくるか、把握する必要があります。

会員数ごとの管理必要項目
会員数が30名を超えてくると、月会費の回収が煩雑になってきやすいと言われております。
ジム開業後、月会費の回収ができているのかの確認、支払い忘れを起こしている人への督促といった、業務が必須となります。
特に、現金で回収する場合は帳簿をつける必要がありますが、抜け漏れが発生する可能性が非常に高いため会員数30名以上となる場合は会費の決済をできるシステムの導入をおすすめします。
会員数が100名を超えてくると、決済だけではなく、会員の名簿自体を管理するのも煩雑になってきやすいと言われております。
ジム開業後、会員の情報管理が必須となってきます。名前や住所といった個人情報だけでなく、入退会情報、休会の情報、プランの情報など管理項目が多岐にわたります。
100名以上となると会員の入れ替えがある中で、すべての情報を紙やエクセルで管理することは非常に難しくなるため
100名以上の規模を目指すのであれば、会員管理システムの導入をおすすめします。

入退館、鍵管理
無人型である場合、会員がいつでも出入りできる必要があるため、入退館、鍵管理のシステムが必須となります。
会員が自由に鍵を開け閉めする方法や、いつ誰が利用したのかログが残るシステムの導入が必要となります。
一般的にはカードや、スマートキーを会員に渡し、会員が入室するタイミングで玄関にタッチして入室するのが主流となりますが、現在はスマホ連動型のQRコードやアプリ連動のシステムも多数出てきております。

入会
WEB上より直接入会を求める場合や無人の場合は対面での手続きができないため入会のシステムの導入も必要となってきます。
決済システムと合わせることで、入会、決済を一括管理することも可能となります。

管理システム
TRESUL(トレスル)とは、フィットネスジム特化型SaaS統合型支援システムです。
入会・予約・決済などすべてオンラインで完結します。
<主な機能一覧>
会員管理
ご利用プラン・決済履歴・トレーニング等様々な情報を確認することができます。
決済管理
GMOペイメントゲートウェイ株式会社とAPI連携を行っており、入会費や月額、オプション料金までオンラインで決済可能です。
予約管理
会員ユーザーはアプリからレッスン予約が可能です。体験ユーザーはWEBから予約ができます。
食事管理
家庭料理から外食・市販品まで約11万件以上のデーターと連携をして、1日あたりの必須カロリーや栄養素を算出します。
トレーニング管理
ユーザーの性別や身体情報、レベル、目的にあったトレーニングを自動で推薦します。ご自身で選んでトレーニング管理も可能です。
施錠管理
外部会社とAPI連携を行っており、後付けの鍵を設置するだけで工事の必要はありません。
シフト管理
店舗用の「トレーナーアプリ」からシフトを簡単に作成することができます。
8. 付帯サービスの選定

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顧客満足度の向上
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トレーニング環境以外に付帯サービスを導入することが多くなっております。

契約ロッカー
手ぶらでジムに通うために利用者が多い有料契約ロッカー。通常の月会費以外で収益化が可能な代表的な付帯サービスです。

水素水
エネルギー代謝を高める水素水はトレーニングを行う方に人気のある付帯サービスです。

防犯セキュリティ
会員様同士のトラブルの予防や、犯罪防止のために必須になってきている付帯サービスです。

通信会社
会員様の利便性向上のために無料のWi-Fi設備を導入する施設も増えています。

音楽サービス
トレーニングを行う方のモチベーションアップに繋がる施設内BGM。著作権の観点から実はCD等をスピーカーに繋げて流すのは違法となります。

アロマディフューザー
ディフューザーを設置する事により、香りの演出+消臭効果がありジム内をより快適な運動環境にする事ができます。

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特化型サービス
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シミュレーションゴルフ
ジムエリアにプラスしてゴルフシミュレーターを導入することにより、幅広い顧客層の獲得が可能となります。

エステマシン
ダイエット目的の顧客層に提案可能な痩身エステマシンは女性に人気が高く、複数台導入するジムも増えてきており、他社との差別化にも繋がります。
9. プロモーションの用意

プロモーションの用意
どれだけ立地がよくてもプロモーションを行わないと会員数の増加は見込めません。
以下にていくつかの重要事項を確認しましょう。
看板は物件契約後、できるだけ早く設置しましょう。
先に看板を設置することで通行人や近隣の方に宣伝効果がありますので、最優先で行いましょう。
看板電灯はタイマー式を導入して、夜間の宣伝も行えるようにするとより効果的です。
「ポスティング」・・・
宣伝用ビラやチラシを各ポストに直接投函する宣伝方法です。
店舗から半径3~5㎞以内の住宅に絞って配布をしましょう。
オープンギリギリで配布するとみられない可能性があるので、
地域のポスティング会社と遅くてもオープン1カ月前には連絡を取り配布スケジュールを確定しましょう。
「ビラ配り」 ・・・
通行人に直接チラシを手渡しする宣伝方法です。
最寄り駅や店舗周辺の人通りが多いところでの配布をおすすめします。
その際に、ビラ以外にマスクやティッシュも一緒に配ると受け取ってもらえる確率はあがります。
人通りが多い時間を狙ってオープン前とオープン後に行うことをおすすめします。
複数回行う場合は、時間帯や曜日を変えることで違うターゲットに宣伝も可能です。
駅近の店舗の場合
「ポスティング」と最寄り駅付近での「ビラ配り」が効果的かと思います。
郊外モデルの場合
「ポスティング」のみに絞る方がいいかと思います。
「フリーペーパー」とは、地域に密接した情報や、生活に絡んだ情報が掲載されている紙媒体の広告物です。
フリーペーパーは質の良い情報を無料で提供し、読者に上手くアプローチすることができるため、多くの人が目を通しています。
消費者への訴求力や有効性が高いことから、マスメディアとしても期待されています。
ホームページは24時間365日、場所や時間を選ばず会社の休業日でも会社の事業を案内してくれる大変便利なツールです。
複雑なホームページでなければ、5~10万円で外部委託することも可能ですし、ご自身でも簡単に作ることもできます。
ただし、ドメインの取得やセキュリティ、保守など面倒なことも多々あるので、予算がある方は外部委託をおすすめします。
SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、日本語で「会員制交流サイト」と表現します。
特にユーザー数が多く、広告宣伝にも利用しやすいのが「Twitter」「LINE」「Instagram」「Facebook」「YouTube」です。
各SNS特徴がありますが、全てアカウントを作ってもコンテンツが作りが大変なので、以下を優先することをおすすめします。
「Instagram」
店内写真やキャンペーン情報を投稿しましょう。フォローで○○プレゼント!などのキャンペーンも効果的かと思います。
「LINE」
LINEの別アプリ「LINE公式アカウント」を利用することで店舗アカウントを作成でき、ユーザーとの連絡が便利になります。
自動応対などもできるのでご活用をおすすめします。
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示される広告のことです。
例えば、googleやYahooなどから「ジム」+「地域」などで検索したときに【広告】として店舗のホームページが検索結果に出たり、googleマップからの広告配信も可能です。
また、指定範囲(例:店舗から半径5㎞)や指定キーワード(例:ジム 24時間 東京)を設定可能なため、ご自身の狙ったターゲットに絞って広告が配信可能です。
プレスリリースとは、企業・組織が発表する公式文書のことです。大前提として今まで発表・公開がされていなかった新規の情報を届ける必要があります。
以下の5つの項目はプレスリリースの配信の目的は以下通りです。
①メディア掲載につながりやすい
②ユーザーに自らの言葉で想いを届けられる
③顧客や取引先、投資家からの信頼が高まる
④一緒に働く仲間が増える
⑤マーケティング活動ができる
10. ジム開業

ジム開業までの流れ
ここでは開業のタイミングや最終のチェック項目の確認です。
個人事業主としてジムを開業するなら、開業から1か月以内に「個人事業の開業・廃業等届出書」を税務署へ提出します。
開業7日前までに、防火対象物使用開業届を管轄の消防署へ提出します。
他にも食品衛生管理や公衆浴場営業許可等、必要な届け出がある場合はしっかりと確認しましょう。
プレオープンは店舗のマシンや内装の雰囲気を見学してもらい、入会していただくためにとても大切な期間です。
通常グラウンドオープン前、1週間~1か月程度行います。
プレオープン期間中は見学対応や、事前入会等を行います。
プレオープンが終わればいよいよグランドオープンとなります。
グランドオープンの時期は様々ですが、転勤や入学などで人が動く4月や10月、または新しいことを始めるのに最適な年の初めがおすすめと言われています。

11. まとめ
当社ではフィットネスマシンの販売、付帯サービスの販売、コンサルティング、FC加盟店の募集をさせていただいております。
フィットネスジムの開業をお考えの際は是非検討してみてください。

